タグ付きズワイガニ

冬の味覚の王様といっても過言でないズワイガニですが、産地偽装を防ぐ為に数十年前からタグが付けられることが多くなりました。

タグ付けは越前地方で始まり、今では日本海側で水揚げされる「オスのズワイガニ」には、それぞれの港で決められた色のタグが付けられています。(最近はメスのズワイガニでもタグ付けされているものがあります)

これにより産地偽装ができなくなっています。

しかし、「タグ付=身入りが良く美味しい」とは限りません。

タグ付きはあくまで産地の証です。

タグ付きで美味しいカニをお届けするためには、産地の方との連携および信頼関係が重要になります。

タグ付きブランドガニでも価格はいろいろ

タグ付のブランドガニがですが、各産地により価格にも違いがあります。

タグの色が違えど全てズワイガニです。

またその地域で獲れた全てのカニにタグが付けられているわけではなく、大きさや重さなどの厳しい条件をクリアしたものだけがブランドに認定される仕組みとなっています。

また同じズワイガニであるにも関わらず、水揚げ港やブランドによって価格差があります。

当然、足が揃っている、見た目がキレイ、重量感がある等々、によりセリ値も違ってきますが、水揚げ漁港もカニ相場に影響します。

下記は、ととちょく取扱い産地のタグの色になります。

参考にしてください。

幻のカニ、京都府丹後の『間人ガニ』🦀

間人港と漁場はとても近く、ブランド蟹の中でも特に鮮度が良い状態で水揚げされるため、美味しいといわれています。

ただ20t未満の小型船での漁になるため、少しの時化(しけ)でも操業ができず、安定した水揚げがありません。

時には1週間以上水揚げの無い時期が続くこともあります。

このように水揚げ量が他の産地に比べ極端に少ないため『幻のカニ』といわれ、年末年始にはびっくりするような価格に跳ね上がる傾向があります。

でも、一度は食べてみる価値のあるカニだと思います。